「少年ジャンプ+」AI翻訳で、世界中の読者との対話を可能にするグローバル交流サービスを開始!

日本のマンガ作品について、海外の読者とAI翻訳を通じて語り合える新感覚のサービスがスタートしました。海外の読者はどのような目線で作品を楽しんでいるのか、日本人とは全く違う視点で見ているのかなど、このサービスを使うことで新たな発見があるかもしれません。

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「MANGA Plus Universe by SHUEISHA」が、2024年4月12日にリリース

集英社とアル株式会社が共同で手がける新しいサービス「MANGA Plus Universe by SHUEISHA」が、2024年4月12日にリリースされました。このサービスは、「少年ジャンプ+」の15作品を対象に、AI翻訳を利用して、世界中の読者との対話を可能にするものです。

スレッド内でコメントの投稿やいいね、用意された企画への参加などをすることができ、サービスは日本語を含む9言語で提供されます。このサービスは、リリースから約1ヶ月後の5月13日までの期間限定で公開される予定です。

翻訳業界への影響

このサービスは、グローバルコミュニケーションを促進し、国際的なマンガ市場の活性化を図ることが期待されます。AI翻訳を利用した新たな市場が形成される可能性があり、そうなった場合には多言語対応の重要性はさらに高まることでしょう。

日本のマンガは、翻訳をされて世界中で楽しまれていますが、言語スキルや文化的な理解など様々な観点から、マンガ翻訳は人を介した翻訳が必要と言えます。

各国にローカライズされている作品について、世界中の人々がディスカッションをすることが当たり前になると、翻訳の精度はより高いものを求められることになるでしょう。

AI翻訳の進化は著しいものがありますが、プロの翻訳者の力が試される場面も、こういったサービスが盛り上がることで増えていくと思われます。